会社員からフリーランスに転身するための具体的なプロセスを詳しく解説します。スキルの習得や副業を通じて収入と実績を積み上げ、自分の道を切り拓く方法について紹介します。20代の女性がフリーランスになりたいと思えるような情報が満載です!
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2019年から施行された「働き方改革」。副業(複業)をする会社員も、自由度の高そうなフリーランスへと転身している人も増えている印象です。
「フリーランス白書2023」によると、日本でも1000万人、実に労働人口の約17%がフリーランスとして働いているんだとか!
自由な働き方や仕事が選べることが魅力のフリーランスですが、実際に会社員から転身するにはどうしたらいいのか、わからず悩む人もきっといるはず。
そこで、会社員からフリーランスに転身するまでのプロセスや、必要な手続きについて紹介していきます!
会社員からフリーランスにることを考えている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね!
会社員を辞めてからフリーランスになりたい!と思っても
「仕事がもらえず生活できなくなったらどうしよう・・・」
「仕事の相談は誰にしたらいいの?」
「仕事ってどこで探したらいいのかな?」
と不安を抱えたり、悩んでしまうのはあるあるなはず。そこで、不安にならずに会社員からフリーランスになれるための3ステップをご紹介!
【目次】
ファーストステップは、会社員時代に副業を開始して、その副業を発展させる形でフリーランスになる方法です。いきなりフリーランスになっても、最初は仕事がもらえずに収入がなくなってしまったら、生活ができなくなってしまいますよね・・・。会社員からフリーランスになると収入が不安定になりやすく、この点をリスクに感じるのは当然です。
でも、会社員のお給料を受けながらであれば、生活に困ることはありません。複業(副業)での副収入と経験と実績を積むためにも、会社員をしながら複業(副業)をはじめてみましょう!
セカンドステップは、会社員時代の人脈を活用するということ!
フリーランスの案件獲得は、友人やかつての仕事仲間などの人脈が重要視されるケースや、そうした人脈から案件を紹介してもらえる場合は意外と多いんです。そのため、仕事に繋がりそうな人脈はなるべく多く持っておきたいところ!
気をつけたいのは、仕事に繋がりそうな人脈かいなかを判断するということ。人脈が多いほど案件を獲得できる可能性は高まりますが、案件に繋がらない人脈もいるのは間違いありません。
友達付き合いとは違うので、仕事にならない人脈との付き合いで時間を消耗しなように意識しましょう!
スリーステップは、フリーランスエージェントを利用するという方法! 人によっては、人脈だけでは乏しい場合もあるでしょう。だからと言って、自分で営業をして案件を獲得するのも勇気のいることだと思います。そこで、フリーランスエージェントに登録し、案件を紹介してもらうのもおすすめです。
フリーランスエージェントに登録するためには、フリーランスエージェントの担当者と面談をするパターンがあります。その面談の際に、スキルシートやポートフォリをなどを提出しなければならないパターンもあるので、複業(副業)で培ったスキルと実績をまとめておくとGood! 一昔前は印刷したポートフォリオが主流でしたが、現在はWebサイトでポートフォリオを公開するケースが増えています。Webならば遠隔地でも簡単に閲覧してもらえるため、Webで作成しておきましょう!
また、どのような仕事ができるか、どのような案件が欲しいかも聞かれるので、自分ができることややりたい仕事を話せるようにしておきましょう!
フリーランスエージェントに登録しておけば、エージェントの担当者が適した案件を紹介してくれます。紹介された案件の中から気に入ったものに応募して、クライアントとの面談で特に問題がなければ案件を獲得できるので、ぜひ登録してみましょう!
新しいことを始めるためには、何事も準備が大切。そこで、会社員からフリーランスになる前に準備しておくべき2つのことを紹介します!
フリーランスとしてどのような仕事をするかによっても用意するものは変わってきますが、どの業種でも必要な備品といえば「名刺」です。
オンライン上で活躍するフリーランスも増えているため、クライアントと直接会う機会が減っているのも事実ですが、対面で挨拶する際や商談をする際は、ビジネスマンとして名刺交換する可能性が十分にあります。そのため、名刺は事前に作成しておくのがおすすめ!
名刺は短時間で作成してくれるサービスがあるため、忘れていても数日で作成可能です。
仕事用のクレジットカードを作ったり、初期費用を用意したいという方は、クレジットカードやローンの契約を事前に済ませておきましょう。というのも、会社員からフリーランスになると、信用力が下がりクレジットカードやローンの契約がしにくくなってしまうから・・・。
クレジットカードもローンも契約してすぐに利用しなければならないという決まりはありません。そのため、プライベートとは別にクレジットカードを追加で発行しておくと、フリーランスになってから備品を購入する際の資金繰りで安心しやすくなります。
また、ローンについても銀行のカードローンなどを利用すれば、好きな時に借り入れが可能です。会社員時代に借り入れできる枠だけ契約しておくと、会社員からフリーランスになり自己資金に問題が発生したとき、借入で一時的にしのげるようになります。
そのほか、自動車の購入や住宅購入など、ローンを必要とするものは会社員のうちに契約しておくと後で後悔せずに済みそう。フリーランスになって収入が不安定になる人もいるため、高額な商品を購入する際の審査に落ちやすくなってしまいます。
信用力がある会社員の間に、クレジットカードとローンの契約は済ませておきましょう!
手続きと聞くだけで、面倒な気分になるのもわかりますが、後回しにして後悔するのはあなた自身。会社がやってくれていたことをこれからはすべて自分でやらないといけないため、会社員からフリーランスになる際、どのような手続きをしなければならないのか、これを読んでしっかり理解しましょう!
会社員からフリーランスになるには、開業届と青色申告承認申請書を提出しましょう。どちらも提出は必須ではありませんが、開業届は提出しておくと個人事業主扱いになりますし、青色申告で最大65万円の控除を受けられるなどのメリットがあります。
開業届は所轄の税務署へ提出しましょう。個人事業主は基本的に住民票のある住所で開業するため、自分の住所を管轄している税務署に提出します。提出は持ち込みや郵送などの選択肢があるので、自分に合った方を選んで提出できます。
また、開業届と同時に提出しておきたいのが、青色申告承認申請書。確定申告の際に青色申告を申請するものです。青色申告が利用できると所得控除の金額が大きくなり、フリーランスとして支払う税金が少なくて済みます。
手続きは面倒だし、必須でないならやらなくてもいいや・・・と思わず、開業届も青色申告も提出してメリットを受けることがおすすめ! 事業を始めてから1ヶ月以内と期限が設けられているため、忘れずに提出しましょうね!
会社員とフリーランスでは社会保険の内容が異なります。会社員の場合は、会社の総務部などが対応してくれますが、フリーランスになると自分で対応しなければなりません。
また、会社員を辞めると、一部暫定措置として加入を継続できるものがありますが、会社員時代に加入していた社会保険には加入できなくなり、加入内容を変更する手続きをしなければなりません。
たとえば年金に関するもの。会社員の場合は、厚生年金に加入していますが、会社員からフリーランスになると厚生年金には加入できず、国民年金に切り替える必要があります。
この年金の切り替え手続きは、会社員を辞めてから14日以内に行わなければいけません。所轄の年金事務所で行います。年金手帳・退職日が分かるものがないと手続きしてもらえないため、絶対に忘れないように!
さらに、健康保険の加入手続きも必須でう。会社員からフリーランスになると、健康保険の加入に選択肢があります。退職してから2年の間は前職の会社の健康保険を任意で継続できます。しかし、会社員時代は、会社が保険料の一部を負担してくれていたため、任意継続した場合は会社と保険料の折半ができず、保険料の全額を自分で支払わなければなりません。
とはいえ、加入している健康保険によっては任意継続したほうが、保険料が安くなる可能性もあるため、よく調べてから決めましょう!
今回は、会社員からフリーランスになるための方法をご紹介しました。
「いつまでも今の会社で仕事し続けても出世できないしな・・・」
「収入を増やすためにも自分で事業をできるようになりたい!」
「一度の人生だし、仕事もやりたいことをやってみたい!」
と思う一矢報いたい女子たちが、会社員を卒業してフリーランスになりたいときの助けになれたらと思います!